弊社は食品加工工場の生産設備の合理化や環境改善を目的とし、1992 年 11 月に設立し、既存
工場設備や新工場建設の総合エンジニアリングを数多く手掛けて参りました。
特に熱エネルギー効率の改善、食品衛生や生産環境の改善が主たる目的です。
また現在は、21 世紀を迎えて環境負荷が少なく、かつ付加価値の高い技術として独自に開発した
過熱蒸気技術をコアにした環境ビジネスに取り組んでおります。
この技術を応用することで現在日本の抱える脱炭素やレアメタル資源の問題解決、すなわち日本
のみならず世界規模で現在取り組んでいる SDGs に大きく寄与できると信じ、日夜研究開発に
懸命な努力をしております。
どうか今後ともより一層のお引き立て、ご支援、ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申しあげます。
研究開発 21 世紀に向けての雄叫びとして!
地球の創生から約 46 億年、この長い歴史の中からついに 6 万年前に人類の誕生をみることに
なるのですが、今日までの進化の過程において総ての生命体は地球を形成する[太陽][空気]
[水(海)][土]に育まれ、生から死、死から生への大循環が見事なバランスをもって形成
され、生態系が機能し、文明や科学技術の進歩と相まって今日の繁栄が構築されたものです。
そして現代人はこの1世紀程の間に目覚ましく進歩発展してきた文明科学技術の恩恵を甘受して
まいりました。
ただし、科学技術という直線的でエゴイスティックな怪物は、人類に文明と繁栄という麻薬を与え
ながら、一方では地球に取返しのつかない汚染をもたらし、いつのまにか自らの所有物であるかの
ように人々は己が支払うべき代償の対価を計りもせず安易に手に入れてしまい、後にそのツケの
大きさに泣くことになるでしょう。
地球温暖化の主因といわれる CO2、NOX(窒素酸化物)、SOX(酸化硫黄・硫黄酸化物)等
の化石燃料由来の燃焼、排ガスによる大気汚染、科学肥料や酸性雨等による土壌の老化や汚染、
総ての生命体に深く係わっている水の汚染、そして生活排水や工場排水を始め海に注ぎ込まれ
ることによる海洋汚染は正に重大であります。
海の自浄能力を超える汚染が始まった時、人類は滅びにいたります。
また、人間にとって思考や行動の原点である[心]に荒廃と不信という病巣を植え付けていること
も忘れてはなりません。
つまり環境汚染を考える時、良識や公徳心に問いただし、天然資源の大切さや植物の生態系のあり
方にも思いをはせた大循環、還元型社会システムの構築が急務であり、後世への責任ある橋渡しと
謹厳いたします。
子孫への負の資産を減じる科学技術であり物作りであることを願い、大いなる危機感をもって
環境保護技術の開発に全力を注ぐ所存です。